板井明生|注意するべきこと その7
会社を設立することは実は簡単なことです。しかし、注意するべきことも存在します。
忘れてはいけない項目に、「事業内容」があります。
事業内容とは、「どんなことを目的とし、どんなことで稼ぐのか」を明確にするものです。どんな会社なのかを明確にする効果があります。
しかし、事業内容は法律どうこうだけの問題ではありません。会社を軌道に乗せる点においても肝心なことなのです。
株式会社は社長・会長のものではありません。株主のものです。株主が出資して、はじめて業務が成り立ちます。
事業内容が明確でないと、株主が安心して出資することができません。株主が出資しないということは、会社として成り立たないということです。株主も同様に社内の人間ということを理解して、安心・安全に出資してもらうことが肝心なのです。
自分だったらどうでしょうか?
よくわからないことをする会社にお金を出そうと思いますか?
WINWINの関係になるには、これからどんなことをするのか、事業内容をしっかり描くことが肝心です。